活用術 約10分

MacでWebサービスをアプリ化して集中する方法|Dock・Spaces・集中モード整理術

PYXORA

Slack、Chatwork、Gmail、Googleカレンダー、Notion、Drive。毎日使うWebサービスが増えるほど、ブラウザの中で仕事が混ざりやすくなります。

タブを整理しても、しばらくするとまた連絡、予定、資料、作業画面が同じウインドウに並びます。通知を切れば集中できそうですが、重要な連絡まで逃しそうで不安になります。

そこで考えたいのが、Webサービスをただ開くのではなく、仕事別の作業場所を作ることです。Macには、SafariのWebアプリ、Dock、Spaces、ステージマネージャ、集中モードなど、作業場所を分けるために使える標準機能があります。

この記事では、Appleの公式サポートで確認できる機能をもとに、MacでWebサービスをアプリ化し、仕事の場所を分ける実践手順を整理します。

この記事はこんな人向けです

  • Slack、Chatwork、Gmail、カレンダー、資料がブラウザの中で混ざっている
  • タブを閉じても、翌日また同じように増えてしまう
  • MacのSpacesやステージマネージャを仕事でどう使えばよいか分からない
  • 通知を全部切るのではなく、必要な連絡だけ受けたい
  • PYXORAのような専用アプリを使う前に、まずMac標準機能で整理したい

最初から完璧なデスクトップを作る必要はありません。大事なのは、毎日使うWebサービスに「置き場所」を決めることです。

Webサービスが増えると、ブラウザの中で仕事が混ざる

ブラウザは便利です。1つのウインドウでメールもチャットも資料も管理画面も開けます。

ただ、便利すぎるために、仕事の文脈が混ざりやすくなります。

よくある状態起きやすいこと見直すポイント
連絡ツールと作業画面が同じウインドウにある文章を書いている途中で通知や未読が気になる連絡用と作業用の場所を分ける
Gmail、カレンダー、Chatworkを全部タブで開くどこから確認すればよいか迷う朝に見る順番と置き場所を決める
資料、管理画面、チャットが案件ごとに混ざる別案件の連絡に引っ張られる案件セットを一時的にまとめる
通知を全部オンにしている集中したい時間も中断される通知を受ける場所と条件を決める

タブ整理だけで解決しようとすると、「不要なタブを閉じる」作業を毎日繰り返すことになります。もちろんタブを減らすことも大切ですが、それだけでは戻りやすい状態です。

この記事では、タブを減らす前に、仕事を置く場所を決めます。

まず、毎日使うWebサービスをアプリ化する

Appleサポートでは、MacのSafariでWebサイトをアプリとして開けることが案内されています。WebアプリはDockやSpotlightに追加でき、Webサイトをアプリのように開いて使えます。

毎日使うWebサービスをブラウザタブから切り出すと、「どこにあるか」が分かりやすくなります。

たとえば、次のように分けます。

種類アプリ化の考え方
連絡Chatwork、Slack、Gmail毎日見るものだけDockへ置く
予定Googleカレンダー、会議ツール朝と会議前に開きやすくする
資料Drive、Notion、社内ポータル必要なものだけアプリ化する
管理顧客管理、請求、分析画面毎日使わないものはブックマークでもよい

ポイントは、すべてをアプリ化しないことです。

Webサービスをアプリ化しすぎると、今度はDockが散らかります。最初は、毎日必ず使う3つから5つ程度に絞るのがおすすめです。

最初に決める3つの質問

  1. 朝、必ず最初に見るサービスは何か
  2. 作業中に常に開いておきたいサービスは何か
  3. 通知が来たとき、すぐ確認すべきサービスは何か

この3つに入らないものは、無理にDockへ置かなくても構いません。まずは、仕事の入口になるサービスだけをアプリ化します。

Spacesで「連絡」「作業」「確認」の机を分ける

Appleサポートでは、MacのMission Controlで複数の操作スペースを作成し、開いたアプリウインドウを整理できると説明されています。操作スペース内では、その操作スペース内のウインドウだけが表示されます。

この機能は、仕事の机を分ける感覚で使えます。

Space置くもの目的
Space 1: 今日の確認カレンダー、メール、今日のタスク朝と区切り時間に見る
Space 2: 集中作業執筆、制作、資料、開発画面通知を減らして作業する
Space 3: 連絡Chatwork、Slack、問い合わせ返信や確認をまとめて行う

Spacesは最大16個まで作成できると案内されていますが、最初から増やしすぎる必要はありません。2つか3つで十分です。

おすすめは、次の最小構成です。

  • 連絡Space: Chatwork、Slack、Gmailなど、返信や確認を行う場所
  • 作業Space: 原稿、資料、制作画面など、集中して進める場所
  • 確認Space: カレンダー、タスク、管理画面など、状況確認を行う場所

Macではアプリを特定の操作スペースに割り当て、常にその操作スペースで開くようにすることもできます。連絡アプリは連絡Spaceへ、作業アプリは作業Spaceへ置くようにすると、開くたびに迷いにくくなります。

ただし、アプリや運用方法によって合う・合わないがあります。最初は毎日使うアプリだけで試し、違和感があれば配置を変えるくらいで十分です。

ステージマネージャは“案件セット”を一時的にまとめる用途に向く

Spacesは、常に分けておきたい仕事の場所を作るのに向いています。

一方で、ステージマネージャは、短時間だけ使うアプリの組み合わせをまとめたいときに便利です。Appleサポートでは、ステージマネージャについて、作業中のアプリを前面中央に表示し、最近使ったアプリを左側に整列表示できること、複数アプリをグループとして一緒に使用できることが説明されています。

たとえば、次のような使い方です。

作業まとめるアプリ例使い方
顧客対応Chatwork、資料、見積書返信を書く間だけセットで開く
記事作成リサーチメモ、エディタ、プレビュー原稿作成中だけまとめる
会議準備カレンダー、議事録、資料会議前後だけ切り替える
管理確認メール、管理画面、表計算確認時間だけ開く

常に分けるならSpaces。短時間の組み合わせをまとめるならステージマネージャ。こう考えると使い分けやすくなります。

ステージマネージャが合わない場合は、無理に使う必要はありません。大事なのは機能を全部使うことではなく、今の仕事に合う置き場所を作ることです。

集中モードは、作業場所に合わせて通知を変える

作業場所を分けても、すべての通知が同じように届くと集中は途切れます。

Appleサポートでは、Macの集中モードで通知を一時停止したり、特定の通知だけを許可したりできると説明されています。また、時間、場所、アプリに基づいて集中モードのオン/オフを自動化できることも案内されています。

ここで大事なのは、通知を全部切ることではありません。どの作業場所で、どの通知を受けるかを決めることです。

場所通知ルールの例理由
連絡SpaceChatwork、Slack、重要メールを許可返信する場所なので通知を見る
作業Space担当者や緊急連絡だけ許可集中作業中の中断を減らす
確認Spaceカレンダー、タスク通知を許可予定と締切を確認する
休憩/終業後仕事系通知を抑える切り替えを作る

通知を全部切ると、かえって「大事な連絡を逃していないか」と不安になり、何度もチャットを見に行くことがあります。

まずは、集中作業中に本当に必要な通知だけを残します。すべてを止めるより、通知を受ける場所を決める方が続きやすいです。

朝の立ち上げはログイン項目とショートカットで少しだけ自動化する

Appleサポートでは、Macログイン時にアプリ、書類、フォルダ、サーバ接続などを自動的に開けることが案内されています。また、Macのショートカットでは、複数アプリにまたがるステップを結合してタスクを自動化できると説明されています。

ただし、朝の立ち上げを自動化しすぎると、開いた瞬間から画面が散らかることがあります。

おすすめは、最小限だけ自動化することです。

自動化するもの自動化しすぎないもの
カレンダー全チャットルームの巡回
今日のタスク一覧関係ない管理画面
仕事用メールたまに使う資料
毎日使う連絡アプリすべてのブラウザタブ

毎朝必ず使う土台だけをログイン項目に入れ、案件ごとの画面は必要になってから開きます。

ショートカットも同じです。「全部を一気に開く」より、「今日の作業セットを開く」「会議前セットを開く」のように、目的を絞ると使いやすくなります。

PYXORAを使うなら、複数サービスの“置き場所”として考える

Mac標準機能だけでも、Webサービスの置き場所はかなり整理できます。

一方で、仕事では次のような悩みが残りやすいです。

  • Chatwork、Gmail、Slack、会議ツールを毎日行き来している
  • 複数アカウントを使い分けていて、ブラウザやプロファイルが増えている
  • Dock、Spaces、ブラウザプロファイルを分けても、入口がまだ多い
  • サービスごとの通知やログイン状態を、もう少しまとめて扱いたい

PYXORAは、Chatwork、Gmail、Slack、会議ツールなど、複数のWebサービスと複数のアカウントを1つのMacアプリにまとめるためのツールです。

この記事で紹介したMac標準機能は、仕事の場所を作るための土台です。そのうえで、毎日使うWebサービスの入口をさらにまとめたい場合は、PYXORAのような専用ワークスペースを検討する価値があります。

まとめ: アプリを増やすより、仕事の場所を決める

Webサービスが増えると、問題は「タブが多い」だけではなくなります。

連絡、予定、資料、作業、管理画面が同じ場所に混ざることで、何をしていたかを見失いやすくなります。

まずは、次の順番で整理してみてください。

  1. 毎日使うWebサービスを3つから5つ選ぶ
  2. 必要なものだけSafariのWebアプリとしてDockに置く
  3. Spacesで「連絡」「作業」「確認」の場所を分ける
  4. ステージマネージャは案件セットを一時的にまとめる用途で試す
  5. 集中モードで、作業場所ごとに通知の入口を決める
  6. ログイン項目やショートカットは、最小限だけ使う

アプリを増やすことが目的ではありません。仕事の場所を決め、戻る場所を分かりやすくすることが目的です。

今日やるなら、まずは毎日使うWebサービスを3つだけ選び、連絡用Spaceと作業用Spaceを1つずつ作るところから始めてみてください。

参考にした公式情報

よくある質問

MacでWebサイトをアプリのように使えますか?
Appleサポートでは、SafariでWebサイトをWebアプリとしてDockやSpotlightから開けることが案内されています。すべてのWebサービスがネイティブアプリと同じ動きをするわけではありませんが、毎日使うサービスをブラウザタブから切り出す選択肢になります。
Spacesとステージマネージャはどう使い分ければよいですか?
Spacesは連絡用・作業用・確認用のように仕事の場所を分けたいときに向いています。ステージマネージャは資料とチャット、メールと管理画面など、短時間で使うアプリの組み合わせをまとめたいときに使いやすい機能です。
集中モードは通知を全部止めるための機能ですか?
通知を全部止めるだけではありません。Appleサポートでは、特定の通知だけを許可したり、時間・場所・アプリに基づいてオン/オフを自動化したりできると説明されています。仕事用の作業場所に合わせて通知の入口を決める使い方ができます。
PYXORAはこの整理にどう関係しますか?
Mac標準機能で作業場所を分けても、Chatwork、Gmail、Slack、会議ツールなどの置き場所がまだ散らかる場合があります。PYXORAは複数のWebサービスと複数アカウントを1つのMacアプリにまとめる選択肢です。

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